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ベネッセハウス ミュージアム
ベネッセハウス ミュージアムは、「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに、美術館とホテルが一体となった施設として1992年に開館しました。瀬戸内海を望む高台に建ち、大きな開口部から島の自然を内部へと導き入れる構造の建物は、安藤忠雄の設計によるものです。 絵画、彫刻、写真、インスタレーションなどの収蔵作品の展示に加え、アーティストたちがその場所のために制作したサイトスペシフィック・ワークが恒久設置されています。アーティストたちは自ら場所を選び、作品を制作しています。作品は展示スペースにとどまらず、館内のいたるところに設置され、施設をとりまく海岸線や林の中にも点在しています。直島の自然に向き合った、または建築に触発された作品など、美術館の内外に点在するサイトスぺシフィック・ワークと合わせて、自然とアートと建築が融合する稀有な場をつくりだしています。
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作品のご紹介
境界や聖域とされる谷間に沿うように建てられたヴァレーギャラリーは、祠をイメージした小さな建物です。二重の壁による内部空間は内省的である一方、半屋外に開かれることで、光や風など自然エネルギーの動きも直接的に感じ取れます。安藤建築と、周囲の自然や地域の歴史を映し出す作品が響き合い、自然の豊かさや共生、根源的な祈りの心や再生などについて意識を促します。
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鑑賞料金:ベネッセハウス ミュージアムの入館料に含む(ヴァレーギャラリー現地でも同チケットを購入可能)
・草間彌生「ナルシスの庭」1966/2022年(JT International SA寄贈)
・小沢剛「スラグブッダ88 -豊島の産業廃棄物処理後のスラグで作られた88体の仏」2006年(恒久設置)
アートディレクション:三木あき子
建物内部の展示は数年ごとに展示替え予定です。
ミュージアム2F
ベネッセハウス ミュージアム2Fに展示されている作品です。
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☆須田悦弘「雑草」 2002年
・安藤忠雄「ベネッセハウス模型、ドローイング」 1996年
・大竹伸朗「シップヤード・ワークス 船底と穴」 1990年
☆サイトスペシフィック・ワーク
※現在展示休止中です。
ベネッセハウス
ミュージアム1F
ベネッセハウス ミュージアム1Fに展示されている作品です。
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・アルベルト・ジャコメッティ「石碑の上のディエゴⅠ」 1962年
・柳幸典「ワン・ダラー」1999年
・安藤忠雄「ベネッセハウス 3期構想ドローイング」 1998年頃
・安齊重男「ベネッセハウス アーティスト写真」 1974-1996年
・ロイ・リキテンスタイン「サンライズ」 1965年
・ショーン・スカリー「壁」 1988年
・ジョージ・シーガル「オリエンタル・ウーマン」 1981年
・サイ・トゥオンブリー 「無題Ⅰ」 1968年
・ジャン=ミシェル・バスキア「グア・グア」 1984年
・ロバート・ラウシェンバーグ「ラン・オフ (サルベージ)」 1984年
・リチャード・プリンス「レディオ・オン」 2009年
☆リチャード・ロング「十五夜の石の円」 1997年
☆リチャード・ロング「瀬戸内海のエイヴォン川の泥の環」 1997年
☆リチャード・ロング「瀬戸内海の流木の円」 1997年
・リチャード・ロング「エイヴォン川のマッド・ドローイング」 1989年
・山本糾「リチャード・ロング滞在制作記録」 1997年
・柳幸典「バンザイ・コーナー 96」 1991年
☆サイトスペシフィック・ワーク
ベネッセハウス
ミュージアムBF
ベネッセハウス ミュージアムBFに展示されている作品です。
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☆安田侃「天秘」1996年
・ジョナサン・ボロフスキー「3人のおしゃべりする人」 1986年
・フランク・ステラ「グランド・アルマダ」 1989年
・フランク・ステラ「シャーク・マサカ」 1988年
☆杉本博司「タイム・エクスポーズド」 1980-90年
・ジェニー・ホルツァー「You Are Trapped on the Earth So You Will Explode」 1989年
・ジェニファー・バートレット「魚とパン」 1989年
・サム・フランシス「ブルー」 1952-1953年
・マーク・コスタビ「バルト海でさすらって」 1989年
・デイヴィッド・ホックニー「ホテル・アカトラン 中庭の回遊」 1985年
・ルイーズ・ネヴェルソン「ナイト・トータリティ」 1974年
・イヴ・クライン「青のヴィーナス」 1983年
・ジョン・チェンバレン「クロモ・ドーモ」 2006年
・安藤忠雄「直島コンテンポラリーアートミュージアム・ホテルドローイング」 1995年
・ヤニス・クネリス「無題 (旅路)」 1977年
☆ヤニス・クネリス「無題」 1996年
・ヤニス・クネリス「無題」 1996年
・安齊重男「ヤニス・クネリス滞在制作記録」 1996年
・ヤニス・クネリス「無題 1990」 1990年
・ブルース・ナウマン「100生きて死ね」 1993年
・トーマス・ルフ「基層26Ⅱ」 2005年
☆サイトスペシフィック・ワーク
ベネッセハウス
パーク
ベネッセハウスパークに展示されている作品です。
(一部作品は、ベネッセハウスにご宿泊のお客様のみご鑑賞いただけます)
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・アントニー・ゴームリー「サブリメイトⅣ 」2004年
☆テレジータ・フェルナンデス「ブラインド・ブルー・ランドスケープ」2009年
・ミケランジェロ・ピストレット「フレスコ画 5(オレンジ)」1998年
・ミケランジェロ・ピストレット「フレスコ画 5(青)」1998年
☆サイトスペシフィック・ワーク
文化大混浴
直島のための
プロジェクト
「文化大混浴 直島のためのプロジェクト」は、ベネッセハウスミュージアムから見下ろす海岸沿いの場所に、風水の考えにもとづいて中国産太湖石とジェットバスを設置した作品です。風水は土地全体の地形から「気」の流れを読み、都市や住居などの位置を決める中国古来の思想です。
蔡は小高い山から強い気が流れ込んでくるこの場所を選び、太湖石によって気の流れを整えるとともに、気が集中する「龍穴」の位置にジェットバスを置き、様々な文化の出会いを促します。
作品の入浴体験をいただく際には、お湯の中に5種類の漢方薬が入れられ、気を受けた体をより一層癒すことになるでしょう。
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☆蔡國強「文化大混浴 直島のためのプロジェクト」1998年
入浴体験プログラムはベネッセハウス宿泊者のみ、事前予約によりご利用いただけます。
シーサイドギャラリー
ベネッセハウス ミュージアムの南側にある段状の広場に設けられた、海が眼前に広がる安藤忠雄設計のギャラリーです。地形に沿う形で南北方向に細長い空間で、東に向いた大きな開口部から内部に光が差し込みます。
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☆ウォルター・デ・マリア「見えて/見えず 知って/知れず」2000年
屋外作品
ベネッセハウス ミュージアムの周辺に点在する屋外作品です。
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・カレル・アペル「かえると猫」1990年
・ニキ・ド・サンファール「らくだ」1991年
・ニキ・ド・サンファール「象」1991年
・ニキ・ド・サンファール「猫」1991年
・ニキ・ド・サンファール「腰掛」1989年
☆ダン・グラハム「平面によって2分割された円筒」1995年
・アンソニー・カロ「Final Call」1988年
・ジョージ・リッキー「三枚の正方形」1972-82年
☆片瀬和夫「茶のめ」1987-94年
・杉本博司「タイム・エクスポーズド ミルトア海 スーニオン」1990年
・大竹伸朗「シップヤード・ワークス 切断された船首」1990年
・大竹伸朗「シップヤード・ワークス 船尾と穴」1990年
・杉本博司「タイム・エクスポーズド カリブ海、ユカタン」1990年
・三島喜美代「もうひとつの再生 2005-N」2001-05年
☆サイトスペシフィック・ワーク
建築家のご紹介
建築家 安藤忠雄
1941年大阪生まれ。1969年安藤忠雄建築研究所設立。建築家、東京大学名誉教授。プリツカー賞(1995年)、UIA(国際建築家連合)ゴールドメダル(2005年)をはじめ国内外で受賞多数。
代表作:1989年「兵庫県立こどもの館」、「光の教会」(大阪)、1992年「ベネッセハウス」(直島)、2000年「淡路夢舞台」(淡路島)、2002年「フォートワース現代美術館」(アメリカ)、2004年「地中美術館」(直島)など
その他施設のご紹介
レストラン・カフェ ミュージアムレストラン
日本料理 一扇
ベネッセハウス ミュージアムの地階にあるレストランです。大きな開口をもつ店内からは、どの席からも瀬戸内海と現代アートを鑑賞でき、非日常的な空間でのお食事を楽しんでいただけます。瀬戸内の海の幸を素材にした会席料理を中心した夕食をはじめ、季節感溢れるメニューを朝食・昼食とともにご用意しています。
- 場所
- ミュージアムB1F
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ミュージアムレストラン<br>日本料理 一扇"
レストラン・カフェ ミュージアムカフェ
ベネッセハウス ミュージアムの2階にあるカフェです。南と西に大きく開いた開口部から自然光が降り注ぐ解放感ある店内では、 眼下に広がる瀬戸内海を眺めながら軽食やお飲み物を気軽に楽しんでいただけます。ベネッセハウス ミュージアム関連書籍をはじめ、お土産に最適なアートグッズを取りそろえたショップを併設しています。
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ミュージアムカフェ"
ミュージアムショップ
ベネッセハウス ミュージアムの2階にあるショップです。ベネッセハウス ミュージアムやベネッセアートサイト直島の関連書籍をはじめ、お土産に最適なアートグッズを取りそろえています。店内では眼下に広がる瀬戸内海を眺めながら軽食やお飲み物をお楽しみいただけるカフェも併設しています。
- 営業時間
- 10:00-17:00
- 定休日
- 年中無休
- 場所
- ミュージアム2F
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ライブラリー
ベネッセハウス ミュージアムの2階にあるライブラリーは、建築の特徴でもある開口部から瀬戸内の陽光が差し込む空間です。安藤忠雄によるベネッセハウス ミュージアムと地中美術館設計時のドローイングとともに、収蔵作家の関連書籍を自由に閲覧していただけます。美術鑑賞の合間のご休憩にもご利用ください。
室内は展示替えをする場合がございます。
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鑑賞に関するご案内
プログラム ベネッセハウス
ミュージアム
ギャラリーツアー
ベネッセハウス ミュージアムの作品を、制作時のエピソードを交えながらホテルスタッフがご案内します。
- 実施日
- 毎日
- 時間
- 16:00〜16:45 ※ご予約は必要ありません
- 参加費
- 無料
※ベネッセハウス ミュージアム鑑賞料金 1,300円~1,500円(15歳以下無料)が別途必要です。
※ベネッセハウスにご宿泊の方は無料です
- 集合場所
- ベネッセハウス ミュージアムフロント前
ご来館のお客様へ
施設・サービスのご案内
お支払方法について
ベネッセハウスミュージアムでのお支払いは
・現金
・電子決済(PayPay)
・クレジットカード(VISA / MASTER CARD / JCB / AMERICAN EXPRESS / DINERS/ 銀聯)
以上のお支払方法がご利用可能です。
ヴァレーギャラリーでのお支払いは
・現金
・電子決済(PayPay)
以上のお支払方法がご利用可能です。
お身体の不自由なお客様へ
(1)バリアフリーについて
施設の特性上、バリアフリー対応になっていない場所がございます。あらかじめご了承ください。
お越しいただく際は可能な限りの入館サポートをいたしますので、施設へ直接ご相談ください。
(2)車椅子等の貸出について
・車いす:2台、貸し出しを行っています。予約はできません。
・筆談具:あります。
・多目的トイレ:あります。
・介助犬・盲導犬・聴導犬を同伴してご入館いただくことができます。
鑑賞料金について
・団体鑑賞割引および障害者手帳(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳)をお持ちの方への減免はございません。
ベネッセハウス ミュージアムからのお願い
ご入館時のお願い
・大きな手荷物(スーツケース・傘・三脚など)の持ち込みはご遠慮ください。受付にお預けください。
・ペットの同伴入館はお断りしています。
・敷地内は禁煙です。
・携帯電話のご使用、カフェを除く美術館敷地内での飲食(飴、ガム、お弁当等を含む)はご遠慮ください。
・酒気を帯びた方など、他のお客様のご迷惑となるおそれがある場合には、入館をお断りする場合がございます。
・ベネッセハウス オーバルは、オーバルにご宿泊の方のみお入りいただける宿泊専用棟です。見学のみでのご入場はご遠慮いただいております。
ご鑑賞時のお願い
・一部の体験型作品以外の作品にはお手を触れないようお願いいたします。
・小さなお子様をお連れのお客様は、お子様が館内を走り回ったり、美術作品に触ったりされないよう十分ご注意ください。
・館内では、ビデオ、模写はご遠慮ください。また、一部作品を除き写真撮影は可能ですが、個人で楽しむ範囲にとどめ、印刷物への使用はご遠慮ください。万年筆、インク、墨汁などのご使用はご遠慮ください。
無人飛行機(ドローン)の使用につきまして
お客様の安全確保およびアート作品、建築作品の保護の観点から、ベネッセアートサイト直島の敷地内における事前許可のない無人飛行機(ドローン)の使用は固く禁止させていただきます。
お問い合わせ
〒761-3110 香川県香川郡直島町琴弾地
Tel : 087-892-3223
Fax : 087-892-2259
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